■エクセルで理想のシステムトレード■現代の錬金術師シリーズ■森田佳佑■パンローリング■2006年10月この著者の新着メールを登録する発行年月:2006年10月登録情報サイズ:単行本ページ数:389pISBN:9784775990391あなたのパソコンのExcelが強力なトレードツールになる!VBAで自分の売買ルールを理想通りに検証・実践できる インターネットやPan Active Market Databaseからデータを自動取得 テクニカルチャートの自動表示と自動最適化 売買手法の構築と自動検証 リアルタイム売買シグナルの自動表示 自動売買システムの完成 「テクニカル分析に興味があり、一通りの知識を身につけた。しかし、実際のところ、どのように利用してよいか分からない」「テクニカル分析を活用したいと思っている。しかし、手作業で検証するには膨大な時間と労力がかかる。かといって、そのような作業を自動的にしてくれるソフトウェアは見当たらない」「テクニカル分析をルール化し、売買を機械的に執行したいと考えている。しかし、具体的にどうすればよいか分からない」 このような疑問を持ち、せっかく学んだ売買手法の知識を生かしきれていないと感じたことはないだろうか? 「そのとおり!」と思われた方には、ぜひ本書をひもといてもらいたい。 本書は「マイクロソフト社の表計算ソフト、エクセルを利用して、テクニカル分析に関する各工程を自動化させること」を目的にした指南書である。自分の理想のトレードを実現させる強力なツールとしてエクセルを利用してみようというわけだ。 エクセルで「投資ツール」を作ろう エクセルは、多くのパソコンに装備されているので、実際に利用された経験がある人は多いように思う。しかし、ほとんどの方はエクセルのセルに文字や計算式、関数を直接入力して利用されていらっしゃるのではないだろうか。 エクセルには「VBA=Visual Basic for Application」と呼ばれるプログラミング言語が搭載されている。このVBAこそ、エクセルの大きな特徴に挙げられる。さまざまな作業を自動化したり、ソフトウェア自体に機能を追加したりすることができる強力なツールだ。このVBAを活用してエクセルを強力な投資ツールに変えてしまおう、というのが本書の方針である。 本書では、 インターネット経由での株価データの自動取得、 テクニカル指標の自動計算とチャート描画、 テクニカル分析による売買シグナルの確認と手法の検証、 そして最終的にはブローカーの売買プラットフォームにつないで自動発注 ができるように解説している。 これらを具現化するのに一部の人しか手にはいらないような高価なソフトウェアを用いるのではない。パソコンを利用している多くの方がすでにお持ちのエクセルを利用するのである。 皆さんは本書のコードを模写するだけで、システム構築のロジックを会得し、非常に強力な投資環境を手に入れることができるだろう。【著者情報】(「BOOK」データベースより)森田佳佑(モリタケイスケ)1983年、愛知県春日井市生まれ。名古屋大学教育学部附属高等学校を卒業、上智大学経済学部経済学科に進学。学業の傍らテクニカル分析と資金管理を融合させたシステム売買に関心をもち、2003年よりトレードを実践。以来、「完全自動売買」による「着実」なリターンを求めて研究を重ねている。市場の変動性が高く、完全自動売買の環境が日本よりも整っており、レバレッジを有効利用できるという理由から、主に米国先物市場でトレードを実践する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)この商品の関連ジャンルです。本 > ビジネス・経済・就職> 株・資金運用
評価: 4.04
レビュー
システムトレード
自動売買に興味のある方ならば購入して損のない一冊です。
システムトレード
試しに買ってみました。OSとIEとExcelのバージョンに注意が必要。データ取り込みから入りますが、ここの時点で挫折する可能性があります。著者のHPで章ごとのマクロをダウンロードできるので、一から作成する必要はありません。ただ、始めから読み砕いていかないと途中のエラーでまったく分からなくなります。楽天のスプレッドシートを使用したモノが7章にあります。売買手法もいくつかあり、無法での取引よりは幾分かましになります。完全自動には、Winを制御するプログラムを組まないと実現しません。全体的には、章ごとに知識を高めその応用で進んでいく為、理解はしやすいですが、ある程度の知識は必要になりますExcelとVBAの学習としても良いと思いました。
初級編と一緒に買いました。マクロの構築方法が良く理解できます。株取引以外にも会社の業務で役に立ちました。株取引の自動化で儲かるかは別に勉強が必要と感じています。
若いのにしっかりした人です。
エクセルのVBAに付いての構築法です。相場に使用するものに絞って書かれています。初歩から学ぶには大変かも知れません、でも苦労した分の見返りもあるものと思います。幾つかの発見がありました。生かすも殺すも用途次第と言ったところです。